ホーム > ラボネッツコラム~最新コラム一覧 > 開発テーマ 腰痛コラムコラム一覧 > エアリフトはどんな効果があるの? ~長時間の座り姿勢でも腰が痛くならない~

ラボネッツコラム 骨盤について、各チームのコラムをご紹介します。

開発テーマ 腰痛コラム
エアリフトはどんな効果があるの? ~長時間の座り姿勢でも腰が痛くならない~

2017/10/10

エアリフトはどんな効果があるの(1) 
〜長時間の座り作業でも腰が痛くならない〜

こんにちは。

ラボネッツの前川です。

私たちラボネッツグループは、美容健康商品をプロデュースしている株式会社ドリームの一部門として、健康商品を開発する活動をしております。

なかでも「骨盤を科学する」をキーワードに、大学との共同研究にて骨盤を研究し、実証データに裏付けられた商品開発をしている点が特徴です。

私は、現在ラボネッツグループの責任者をしており、骨盤を研究し続け15年のキャリアを持ちます。そして、今では接骨院等の先生に講義なども行うまでになりました


さて、本題です。 

椅子に座りながら骨盤を動かすことで腰痛の予防と改善を図る凛座エアリフトにはどのような効果があるのでしょうか? 

首都大学東京との共同開発の過程において、私たちは【作業・仕事中の座り姿勢の状態で、腰を適切に動かす】ことをテーマに取り組みました。

世界で最も座り時間が多いとされる日本人。

1日に7時間の座り時間は腰痛対象者にとって最も危険な状態です。

そして今までのメルマガにて、腰痛にとって有効な手段は運動・ストレッチであることをお伝え致しました。 

私たちはオフィスワーカーの腰痛に対象を絞り、作業中の座り姿勢に適切な運動効果を与えるための研究を重ねてきたのです。 

座りながら運動するという逆説的なコンセプトを形にしたのが凛座エアリフトなのです。 

凛座エアリフトは背もたれに特殊エアバックを搭載し、自動で膨張・収縮運動を行います。背中のエアバックの自動運動に合わせて腰が無意識に動かされることで腰に運動を与えるというイメージです。


これには、

① 確かに腰や骨盤が動いているという実証

② 腰の疲労が軽減されること

③ 作業中に骨盤を動かしても作業効率が落ちないこと

という3点が必要な条件になります。 

① まず、腰や骨盤が確かに動いているという事を、どのように検証していくのか、が大きな課題となりました。

骨盤の動きを測定するには写真のように

骨盤の上前腸骨棘、上後腸骨棘、第3腰椎レベル部分にポイントをつけ、写真を撮りながらどのように動いたかを測定していきます。

上記3つの部分にポイントをつけ動きを測定したのは、凛座エアリフトは第3腰椎を押すように設計されているためです。上記3点の動きを測定することでエアバックの自動運動に合わせて、骨盤と腰椎が動いていれば、座っている時の腰に運動を適切に与えていると考えられるからです。 

② 腰の疲労度の軽減に関しては、エアリフトを使用した状態で30分間のデスクワーク課題を実施し、課題開始前と後に90秒間のSorensen testを行いました。Sorensen testの間、表面筋電計(Nexus-4, サンプル周波数1000Hz)を使用して傍脊柱起立筋の筋電図を測定しました。

エアリフトを使用した場合の筋硬度計の値が、課題前の使用しなかった場合に比べて同じ、または少なければエアリフトを使用したことで腰の筋肉の緊張がほぐされた、つまり腰への負担が軽減されたとみなすことができます。 

③ 最後に、『作業や仕事を妨げない』を検証しました。 
実験では、エアリフトを使用した場合と使用していない場合の両方で被験者にテスト問題を解いてもらい、その回答率と回答時間を比べました。もし、使用、不使用の両方の結果で相違がなければ、エアリフトで腰を動かしても仕事の妨げにならないとみなせます。」

この3つの要素を検証することで凛座エアリフトのコンセプトである「オフィスワーカーの腰痛を予防・緩和する」を証明する事になるのです。 


実験結果は以下の通りでした。

① 腰部や骨盤の動き


たしかに腰部が動いていた。

骨盤傾斜角の結果*p<0.05, 課題直後・終了前ともに有意 
腰部前方変位量の結果* p<0.05,課題直後・終了前ともに有意

② 腰の疲労軽減 

エアリフトを使用すると使用しない場合に比べて疲労が軽減されていた。

左図:平均周波数の結果    *   p<0.05, 課題前・後ともに有意 
右図:中央値の結果      *   p<0.05, 課題前・後ともに有意

業効率

エアリフトを使用しても不使用のときと同じ作業効率であった。


N-Back課題の結果

課題前

課題中

P値

正答率(%)

71.7±17.3

81.7±19.7

0.316

回答時間(秒)

109.1±21.7

116.5±32.8

0.074

私たちはこの結果を2016年に開催された第23回日本腰痛 学会学術集会で発表し、さらに研究を追加し2016年にシンガポールで開催された9th Interdisciplinary World Congress on Low Back and Pelvic Girdle Pain  
(日本名称:第9回世界 腰痛・骨盤痛学会)にて発表
を行いました。 

世界的に著名な学会でも凛座エアリフトの発表が出来た事を心から嬉しく思います。

最後までお読み頂きましてありがとうございます。

当社ショッピングサイトでは様々な腰痛対策商品を扱っております。 
http://labonetz.com/

Page Top